フィリピンへの語学留学より帰国して2ヶ月経つ。帰国した翌日に大手転職エージェントに登録し、無事先月に再就職先が決まった。ピースピース。再就職先は主に途上国の水環境インフラ整備に取り組んでいる企業で、先入的に言うならば、前職より労働環境は良く、環境改善という意味で、最初のうちはやりがいを感じるのではないだろうか。営業未経験ながら営業として採用してくれた裏には若くて英語ができ卒業論文でもBOPビジネスを扱っていたという点があると思う。自身の強みが若さと英語力というのが、いかにもで気持ちが悪いけども。とにかく他応募した企業には悉く落ちまくり、今回の内定に関しては、拾ってくれた感が非常にあるので、なんとか、なんとかしていきたい。多方面にわたり借金もある。 内定が決まった2日後に金正男が暗殺される。もし僕が内定を貰えなかったら金正男も死ぬことはなかったのではないか。そんなバタフライ効果を一切夢想することなく素直に内定を喜んだ。 先述したように帰国して2ヶ月経つ。転職活動期間は一切、英語を継続的に勉強していない。そのうえ、内定日から出社日までの間、つまり現在、文字通り毎日何もしていない。先日、ふとそれに危機感を覚え、DSソフト脳を鍛える鬼トレーニングを購入。まだ開封していない。緩やかに脳が何者かによって腐食されていくのが分かる。ワーキングメモリーなるものを鍛えないと僕は本当に使い物にならんと思う。絶対そこが弱点だし。同期入社の人がいるらしい。気にしたくないし気にしてないように振る舞うけど気になるよね。嫌なヤツだったら舐められたくないので今日からワーキングメモリーを鍛えるのだ。

reckless

サードワールドを訪れて1ヶ月が経過した。

詰まる所フィリピンの語学学校の寮で生活をしている。ここに来るまで、一番の危惧であったご飯は意外と不味くない。韓国資本の学校だから毎日の食は韓国風味に作られている。時には韓国人に次いで多い日本人学生にも気を遣って、辛い料理とそうでない料理を選択できる日もある。非常にありがたい。

授業に関しても、一対一で様々な先生と触れ合える環境にあり、思っていたよりも快適さを感じている。

語気を強めて訴えたいことはシャワーの水圧が非常に強く、下っ腹に水を当ててそのバウンドした跳ね返りの水で陰部を洗うことを強いられているくらいか。スタッフのサポートの質や立地、その他の細かい不満に関してもリーズナブルな授業料を考えれば溜飲は下がる。

肝心の英語に関しては、スピーキングにやっと変化の兆しが見えてきたといったところで、もう少しで何か掴めそうな気がする。他の面はそこまで変わってないように思う。ただ1年前に受けたTOEICのスコアは740くらいだったと思うが、先日受けたシミュレーションテストでは840を記録した。公式でもないし別に大した数字でもないことは分かってるんだけど、こうやって成果が可視化されると少しは来た甲斐あったかなと思う。

ルームメイトの韓国人と非常に仲がいい。彼は27歳で僕の3つ上だが、徴兵や様々な困難があり大学を卒業できてないらしい。また、夢はシンガポールでホテルマンをすることだそうだ。愉快だ。彼のおかげでこんな辺鄙で何か死ぬほど大事な理由がないと一生来ないような山中の一画で最後の学生身分を謳歌を出来ている。

12月初旬に帰国を予定しているが、1ヶ月の延長も考えている。自分でも思いの外、この語学留学に何かを託しているのかもしれない。

しかしながら、ちゃんとした日本料理が今は本当に恋しい。最近、1日1店、都内の美味しいレストランをネットで調べ、メモ帳に記すというルーチンワークが出来上がった。帰国したら真っ当に働いて食べたいものを食べたい。

滑りなど

今年の夏は多少涼しいのかもなどとここ数日を通し感じる。もしくは未来の展望もなく会社を辞めた僕は「暑い」などと文句を垂れることのできる身分ではないので、どこかの何かが僕の自由神経終末を鈍らせているのではないかと愚かな憶測をもしてみる。

先日、1年と4ヶ月働いた会社を退職した。1年と4ヶ月。短大も卒業できない、それすなわち滅茶苦茶短いってことじゃないですかね。歯科衛生士にもなれやしない。振り返ってみると、労働環境はややきつめ。朝も早いし、肉体も酷使した。現場の人にも媚び諂った。けれどもその甲斐あってか人間関係は良好だった。仲の良い先輩たちには3回も送別会を開いてもらった。この先もこの関係性は続いていくだろうと確信している。でもそれだけじゃダメだったな。単純に面倒くさいことからの逃げ癖がついてる。あっ、今グリーンヒルの最終回を思い出した。ところでしかしながらなんだけど、次働く仕事はどんな環境であれ長続きする気がする。長続きするような仕事を選ぶだろうし、思い返すとそんな感じで人生これまでやってきた。まったく、なんとかなってほしい。

将来どうしようかなんて過去のぼくにとっての将来である今、考えた結果、再来月から語学留学に行くことになった。期間はとりあえず3ヶ月だけ決まっていてその先はどうしようかと悩んでいる最中である。きょうび語学の研鑽のためだけに大金はたいて留学なんて馬鹿げてるよなとも思うし、英語を使った仕事に就こうなどともそこまでは思わないけれど、選択肢が頭の中でこれしかなかった。もしかしたら英語を流暢に使い熟すことができてなし、というコンプレックスが強いのかもしれない。この前ピンサロ行って、出てきた女の子に「上智、4年」って嘘ついちゃったし。自分でも良く分からない。まあ目的は自己啓発だろうがコンプレックスの解消だろうが何でもいいか。これに関しては頑張ろう。残念ながら頑張らなきゃいけない立場にあるし。わっしょい。